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会社設立体験談 vol.3: 開業当時の自分の信念を曲げないことが大切

公認会計士・税理士/クロスト税理士法人 松本昌晴

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2021年6月8日

兵庫県川西市で、「放課後等デイサービス くるみ」を設立された合同会社ヘヴィーランスの平社長にインタビューさせて頂きました。

社長の写真

利用者や保護者の方の気持ちに寄り添ったサービスが提供できる事業所を創りたい

―起業したきっかけは何ですか?
自分の息子が障がい者で、こういった(放課後デイサービスの)施設に通っていたので、保護者の立場として、自分だったらもっとこうするのに、という思いがあって、それなら自分で運営してみようと思ったのがきっかけです。地域に恩返しをしたいという気持ちもありました。

私は経営者であると同時に保護者でもあるわけなので、これをされたら嫌だ、これをされたら嬉しいという風に、利用者の立場で考えることができます。また、そうでなければ、この仕事はできていないとも思います。


例えば、障がい者を持つ親御さんは、金儲けを優先しているような雰囲気に非常に敏感な方が多いです。

お金儲けももちろん大切だとは思うのですが、あまりがつがつするのではなく、利用者や保護者の方の気持ちに寄り添ったサービスが提供できる事業所を創りたいと思っています。

その部分はぶれることなく、ずっとやってきていると自負しています。

―放課後デイサービスの中で御社の特徴は?

よく支援センターの方などにも聞かれるんですが、特長の無いのが特徴というか。

同じ障害をもった方でも色々なタイプの方がいます。個人個人の状況や性格に応じて、この人はこうだからこうしてあげよう、というサービスをしています。

この日はこのサービスを提供します、次の日はこうします、という具合に、予め決めた定型のサービスを提供する事業所もありますが、うちはあくまでも利用者さんのニーズに応じたサービスというのを徹底して、それぞれの要望にできるだけ応えるようにしています。

借金を返すのがモチベーションになっていた部分がありました

―開業6年になるとのことですが、事業は大分安定してこられましたね。

資金繰りが課題でしたが、去年の6月に5年間かけて返済が終わったので、気持ちが楽になりました。

借金を返すのがモチベーションになっていた部分がありましたので、当初の目標をある意味達成してしまったような感じです(笑)

やはり人材の獲得が一番の課題です

放課後デイサービス事業所の写真

―さらに新しく事業を広げることは考えていますか?

新たに事業所を増やすといったことは考えていません。ただ、今の入所者さんたちが成長して、ここを卒業してから入所できる大人部門のグループホームや、就労支援サービスを作ってあげたいという気持ちはあります。

利用者と保護者の方のことを考えると、高校を卒業しても入所できる場所があると、保護者の方にも安心してもらえると思います。

そういった形をつくれれば良いと思っています。

ただ、人材を募集して、採用してと考えるとなかなか積極的に動こうという風にはまだ思えない部分もあります。

人の問題は本当に悩みの種です。この業界はどこも人材不足で、雇用していた人が辞めると、また次の方を探さなければならないとなり、今も苦労しています。

計画を具体化していくには、やはり人材の獲得が一番の課題ですね。

―想定外に大変だったこと、また、上手くいったことはありますか?

口座のお金がどんどん無くなってしまって、このままいくと事業をたたまなくてはならない、となったことがありました。

借入れはこれ以上増やしたくなかったので、口座のお金がなくなる前に撤退しようかとも考えました。

何か方法はないかと調べていたところ、保育士さんに常勤で働いてもらうと加算金が入るという情報を見つけました。

たまたま利用者さんの親御さんで保育士の資格を取った方が来ていて、何年か先でもいいので常勤で働いてもらえないかともちかけました。

ダメ元だったのですが、3日後に承諾を頂き、すぐに常勤で来ていただけることになり、資金繰りの問題も解決しました。

とてもラッキーだと思います。目に見えない力というか、運が働いたように思います。

開業当時の自分の信念を曲げないことが大切

車いすの男の子のイラスト

―これから放課後デイサービスを開業したいという方へのアドバイスはありますか?

周りに何を言われても、開業当時の自分の信念を曲げないことが大切だと思います。たとえ倒産したとしても、信念を曲げなければ自分で責任をとるだけですし。

この間も開業を検討している方に相談を受けて、そのようにアドバイスしました。

あとは、借金があったので頑張れた、というのも大きいですね。プレッシャーであり、モチベーションでもありました。

もし貯金が1,000万円くらいあって、余裕でスタートできていたとしたら、ここまで一生懸命できずに、もしかするとつぶれていたかもしれないですね。

―松本昌晴税理士事務所へのメッセージがあればお願いします。

悩みを相談できるところがないので、税理士事務所のスタッフさんに相談にのってもらったり、愚痴を聞いてもらえたりするのがとても有難いです。

この記事を執筆した人

公認会計士・税理士/クロスト税理士法人
松本昌晴

この記事を執筆した人

公認会計士・税理士/クロスト税理士法人 松本昌晴

会計事務所を開業してから35年以上になります。この間、500件以上の会社設立の無料相談にかかわりました。会社設立について悩んでいる人達に、「悩みを解決するための情報を提供したい」という想いから本サイトを立ち上げました。

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